近所にいる謎のおじさんの話
こんにちは、じゅどです。
毎朝の散歩をかかさない生活が続いている僕ですが、そんな散歩中に出会った謎のおじさんについて書こうと思います。
はじめにお断りしておきますが、この話には一切オチ的なものはありません。
単に僕が出会った謎のおじさんについて書いているだけなのでご了承ください。
先ほど書いたように、ここ数か月は健康とダイエットを目的に毎朝1時間程度、早起きしては近所を散歩する生活を続けているのですが、毎日同じ経路を歩いてもおもしろくないので毎回経路を少しづつ変えて歩いています。
いつもの違う道を歩いていると色々な発見があります。
お、こんなところにコンビニができるのか!こんなところに大型分譲地が!美容院や歯医者って多いんだな~こんな具合です。
たまに間違えて行き止まりの住宅街に入ってしまい、その分譲地の住民だと思われて現地の人と挨拶を交わし、進んだ道をまた戻るというバツの悪い思いをしたりと。そんな時に限ってカモフラのパーカーに黒い帽子と黒いマスクというなんとも怪しい服装だったりして(笑)
まぁそんなこんなで毎朝のウォーキングライフを送っていたのですが、その日もいつものように知らない道を歩いていました。
その日入った道は向かって左側に住宅街があり右側には墓地があるという道で、朝でありながら少し不気味な雰囲気を感じながら道を進みます。
墓地に気を取られながら進んでいくと、左側の住宅の前の駐車スペース?のような場所にボロボロの白い車が停まっているのが見えました。
よく見るとタイヤはパンクし、外装もサビだらけ、車の中や屋根にはゴミが山積みです。
家を見ると特に変な様子はなく、普通に築20年程度の一般的な日本の一戸建てといった感じです。
なんで住宅の敷地内にこんな廃車が停めてるあるんだろう・・・?
そんなことを感じながら車に注目をしつつ歩き進むと、突然車中から強烈な視線を感じたのです。
なんと、車の中にホームレス?のようなおじさんが乗っており、こちらを睨みつけるように見ているのです。
僕はギョッとして、すぐに目を逸らし足早にその場から立ち去りました。
あれはなんだ?僕にしか見えなかったのか?いやいや朝だし幽霊なわけはない。
ホームレスか?ホームレスならなぜあんな住宅の敷地内に居られるんだ?
たまたま今日だけ居たのだろうか?
様々な疑問が湧いてきます。
考えても答えは出ないので、一旦は忘れることにしました。
それから何日か経ったある日、そうだ!あの謎のおじさんが居た場所にまた行ってみよう!となりました。ちょっと怖いのですが、怖いもの見たさとあれは何なのかを知りたいという好奇心もあるためです。
現場に向かいます。いつものように左側には住宅街、右側は墓地、もう墓地なんか怖くありません。僕が怖いのは謎のおじさん。
順調に歩き進んで進んでいくと、、、今日も居る!!
今日もこちらをばっちり威嚇しています。
今回も前回と同じくなるべく目を合わせないようにしてその場を去りました。
やっぱ居た!今日も居た!いつもいるのか!?
でも、ホームレスだとしたらあの家の住民もほっておかないだろうし何なんだだろう。
今日も答えは出ませんでした。
それから僕の謎のおじさんを観察する日々がはじまるのです。
いつもの道からだとおじさんを目があってしまい、僕も観察ができず、おじさんもあまり見られたくないような雰囲気なので、そっと遠くから観察することにします。
今日も居る!僕の歩く時間は朝の7時ぐらいなので結構早起きな様子。
今日はタバコを吸っています!いつもは車の中にいるのですが、車の外でタバコをふかしていました。タバコはどうやって買ったんだろう?
今日は何やら家から出て来た人と会話をしているようです!やっぱり知り合い?息子か?
色々と観察してわかったことは
・あのオンボロ車は住居であるということ
・喫煙者であること
・あの敷地の住民とは知り合い?
ただ、それ以上のことはわかりませんでした。
結局モヤモヤするばかりで何一つ情報に進展はなく日々が過ぎていくのでした。
そんなある日、そうだ!GoogleMapで見たらどうなっているんだろう!?そんな疑問が湧いてきます。
確かに、インターネットからなら安全にあのおじさんが観察できるかもしれない!
そんなよくわからない高揚感でPCを立ち上げ早速GoogleMapで謎のおじさんの居たエリアを拡大していきます。
そうそう、右に墓地、左に住宅街のここね!
お~車?あるっぽい?
お~!!!車がある!テンション上がる~~!!!
謎のおじさんおるやん!!しかもこっち見てる!!w
撮影日を見ると2019年3月!ということは最低でも2年以上はここに居ることになります。
めちゃくちゃテンションが上がった僕ですが、これを誰にも話していないしこの感動?を共有できる相手もいません。
ただ、謎のおじさんはずっとここに住んでいて、住民と何らかの形でうまく関係を築き生活しているということはわかりました。
結局、これ以上もこれ以下でもない特にオチのない謎のおじさんの話でした。
最後に
この記事を読んでいただきありがとうございます。最後に皆さんにお伝えしたいのは、決して僕はおじさんのことを晒したり馬鹿にしたいわけではありません。(なのでどこですか?みたいなお問い合わせはお控えください)
ただただ、僕の私生活の中でたまたま謎のおじさんと出会い、そして最終的にGoogleMapで発見してしまっただけの話です。もし不快に思う方がいらっしゃったらお詫び申し上げます。